エデュケーターは稼げるのか?
経営アカデミーを開講しながら「稼ぐ」という表現があまり好きではない、長島です。
英語で言ったら「Make Money」全く違和感なく使えるのですが、日本はお金に対してどうしてもオブラートに包んだ表現をしますよね。「利益を生み出す」あたりにしましょうか(笑)
いやいや、今回はタイトルにあるように、質問にズバリ答えることが目的なので、あえて使います。
エデュケーターは稼げるのか?
その前に、そもそも...
エデュケーターって何ですか?
よく聞かれる質問です。
私は、日本にエデュケーター制度が入ってくる前から、アメリカのネイルメーカー"EzFlow"のエデュケーターとして仕事をしていたので、アメリカのエデュケーターの仕事と日本のエデュケーターの仕事に大きなズレがあるのはわかっていました。
資格大好き日本人の多くは、エデュケーターを検定級と同じく資格のひとつだと捉えてしまったのです。
弊社面接時によくある光景
応募者:将来的にはメーカーのエデュケーターになりたいです!!!
私:エデュケーターになり、何をされたいのですか?
応募者:.....(シーン)
答えられない確率、ほぼ100%!!!
エデュケーターは資格ではないですし、指導者だけでもありません。
メーカーの正しい商品知識を持ち、それを使って指導をして販売まで繋げられる人
これがエデュケーターです。
アメリカのEzFlow勤務時代(2001年〜2004年)エデュケーターからマスターエデュケーターになる試験に以下の課題がありました。
①技術テスト
②販売のパフォーマンス
①技術テストは、EzFlowのお家芸、デザインスカルプチュアやブギーナイトを使ったグリッターグラデーションスカルプチュア(懐かしさを覚える人はかなりいるはず 笑)
これは、練習を重ねれば、必ずクリアできます。
②販売のパフォーマンス
これが本当に困りました。
アメリカに渡ってから数年経っていたので、コミュニケーションが取れるぐらいの英語は話せましたが、ネイリストやディーラーが商品購入を決定する、そこに繋がるほどの英語力やトーク力をつけろと言われても無理があります。
そこでやるしかない!と決めたのが、体を使ったパフォーマンス(笑)
激しい身振り手振りで楽しく商品を販売でき、ロサンゼルスからニューヨークの展示会まで連れていっていただけました。
私は売れる販売員と認識されたからです。
話がそれました。
エデュケーターは稼げるのか?
という話でした。
日本でエデュケーターの肩書きを使って、SNSでご自身を宣伝しているネイリストはたくさんいます。
しかしながら、今の現状、メーカーからの給与が、エデュケーターになるまでに購入した商材費や登録費を超えることはほぼないです。
回答:ほとんどのエデュケーターは、
稼げません
😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭
あるメーカーの例
日当1万円 X 年間5日間(セミナー等)=5万円
購入した商材費(20万円)+エデュケーター試験・登録費(5万円)=25万円
5万円ー25万円=マイナス20万円
もとから、稼ごう!とエデュケーターになっているかたが多いわけでもないので、そのあたりは気にしないでいいのかもしれませんが、お金がないネイリストがさらにお金がなくなるという事態にも...
前置きがすごく長くなってしまいました。
今回、株式会社リンクカンパニーの "次世代ネイルプリンター オートネイル" の仕事に携わることになりました。
ここで本来の意味であるエデュケーター「メーカーの正しい商品知識を持ち、それを使って指導をして販売まで繋げられる人」稼げるエデュケーターをつくっていきます。
エデュケーターという名前ではなく、
コンシェルジュ
意味:お客様ひとりひとりに対して、細かく丁寧な説明を行う仕事で、どんな要望でも応えることを、モットーとしている
オートネイルでは、
①パフォーマー
ネイルアートに長け、提案力や発信力があり、展示会でステージを持てるレベルのかた。
詳しい説明は、ここをクリック!
②コンシェルジュ
オートネイルの正しい商品知識を持ち、それを使って指導をして販売まで繋げられるかた。
この2種類の仕事、パフォーマーとコンシェルジュの募集をします。
まずは【第1回 オートネイルトークセッション】にお越しください。
英語で言えばなんとなくカッコイイですが、平たく言えば、座談会(笑)
パフォーマーやコンシェルジュという区分けなしで、 ランチをみんなで囲んでワイワイガヤガヤ。
これからのネイル業界、ネイリストとしての人生、そして自分自身がサロンワークのネイリスト以外にどんな可能性があるか、そんなことを話していきましょう。
年齢性別不問!!!
お会いできる日を楽しみにしております。(長島有美)
【第1回 オートネイルトークセッション】
日時:2017年9月12日(火)11:00〜15:00
場所:株式会社リンクカンパニー(六本木一丁目駅)
ランチ代:3,000円
定員:20名
<内容 >
1:オートネイルとは?
2:オートネイルを使用した新しいネイルサービス、ネイルビジネスの展開
3:ネイリストの想像力を掻き立てるデザイン作成
4:オートネイルのレンタルシステム
5:ランチ
お席に限りがございますので、お早めにこちらのリンクよりお申込みください。 https://ws.formzu.net/fgen/S7911473
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