「独自の長所」を見つけるためには?
サロンの繁盛のためには「ターゲットやコンセプトを明確にすること」が大切とよく言われます。多くのサロンの中から選んでいただくためには、「他とは違う何か」を持っていて、かつそれが魅力的に映ることが必要です。
マーケティング用語としては、他の商品やサービスにはない、独自の価値や魅力のことを指して、USP(ユニークセリングポイント)という言葉が使われたりします。
近隣のサロンと比較した時、皆様のサロンのUSPをはっきり言えますでしょうか?
ドキッとした方、安心してください。
個人サロンであれば、USPは明確です。
個人サロンのUSPは、間違いなくオーナーご自身です。
あなたのサロンのオーナーは世界に1人だけです。
他のサロンが真似しようのないUSPがそこにあります。
それぞれの「らしさ」がサロンの売りなのです。
スタッフを雇用していても、店舗が1店舗で、オーナーがネイリストさんであれば、ほぼ同じことが当てはまると思います。
しかし、特に日本人の場合…
他のネイリストさんと自分が違う人間であることはわかるけれども、
どこが優れているのかよくわからない
どんなことを「売り」にできるのかわからない
という、非常に謙虚な方が多いものです。
この解決方法としては、「混じる」ことだと思います。
5月から「NMAネイルサロン経営研究会」をスタートしていますが、それはそれは個性的なオーナーさんやネイリストさんが全国から集結しています。
個別にお会いしても個性的であることに間違いはありませんが、一同に会することで、それぞれの個性が際立ちます。
客層も客単価も、それぞれの個性から見てなるほど納得な結果になっています。
それぞれどこをUSPにしてどのように伸ばせばよいか、1対1だと見逃してしまいそうなことも、メンバーを見渡してみるとくっきりと浮かび上がってくるのです。
ただし、同じサロンやスクールの出身者など、身近なネイリストさんだけと集っていてはなかなかUSPは見えてこないと思います。
第2期生募集は来年となりますが、USPがわからずモヤモヤしている方には、ぜひいまから参加をご検討いただくことをおすすめします。
ちなみに、いきなり全国トップになる必要はありませんので、まずは近隣で自分だけがアピールできる何かを持っていればOK。旅行先のサロンでいいな!これ私もできる!と思ったものを真似したりすることはできてしまう訳で、行動範囲は広ければ広いほど良いと思います。
まずは、気になるサロンにお客様として足を運んでみてはいかがでしょうか?
もちろん、長島先生のサロンがイチ押しです!(笑)(望月啓子)
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